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いせやともか
「YOSAKOIかぬまフェスティバル2019」にて「いせやともか」が足利市を代表とする「渡良瀬川」「織姫神社」を舞台にした恋物語を歌いあげる
ライブレポート
2019.03.28

3月24日(日)栃木県鹿沼市で開催された「YOSAKOIかぬまフェスティバル2019」にて、以前にもご紹介した、足利市を中心に”よさこい演舞”で活動している「てんて鼓舞」さんと、足利市出身のシンガー「いせや ともか」さんが、新曲『織物語〜想いを胸に〜』のお披露目パフォーマンスにてコラボレーションしました!

▲晴天の中、たくさんのお客さまが集まっていただきました

この新曲『織物語〜想いを胸に〜』は、織物のまち「足利」の守り神として祀られる「足利織姫神社」をモチーフにした“恋物語”。
「てんて鼓舞」の命みなぎるパフォーマンスと、『いせや ともか』の力強い生歌が見事にコラボレーションし、お客様から大きな拍手をいただきました!


▲ 「織物語〜想いを胸に〜」パフォーマンス


足利織姫神社って?


2014年に「足利織姫神社」は縁結びの神様として“恋人の聖地”に認定され、若い人でいつもにぎわう。ちなみに、境内に行くまでは299段の階段を登らなくてはならない。


ご祭神は機織(はたおり)をつかさどる「天御鉾命(あめのみほこのみこと)」と織女である「天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)」の二柱の神様。

この二柱の神様は共同して織物を織って「天照大御神」に献上したといわれています。
ここで、「織物語〜想いを胸に〜」の歌詞を元に、この土地に伝わる物語を紹介したいと思います。


むかし昔、下野國、足利に一人の美しい娘が住んでいて、娘が機を織るために糸を紡いでいると、都より若い織師と娘との出逢いが始まりの物語です。

娘と織師が二人が織りなすその布は、渡良瀬川の澄んだ流れにさらすと、川一面に花が咲いたような美しさでした。

♪ 織りなすメロディー 奏であい
星空願う あなたとともに

 幾年月を過ごしたある日、都よりの使者とともに織師は都へ帰らなくてはならなくなり、娘は悲しみのあまり機を織ることをやめてしまい、毎日都が見える山へ登り、織師への想いをまた逢えることを祈っていました。

♪ 奥底想いは ゆらゆらゆらめき
織りなす想い 夢と消ゆ

一人の老人があらわれ渡良瀬川のほとりに佇んでいる娘に、一生懸命に機を織り神に捧げれば必ず願いは叶いさすれば夢は届くと伝えます。

一心に機織りを再開した娘に、神様は1年に1度七夕の夜に会えるように娘の願いを叶えてくれます。

七夕の夜には渡良瀬川が天の川となって都まで広がり、織師は星の船に乗って娘に会いに行き、その時織師がまとっていた布は、娘が神様に捧げた布でした。

♪ 一途な想い天へ昇り 織りなす2人の絆
流星群が舞い踊る
夜空を彩る 幾千の輝き
永遠(とわ)に

娘はいつしか織姫と呼ばれるようになり、織姫は天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)、織師は天御鉾命(あめのみほこのみこと)、として織物のまち足利の守り神として織姫神社に祀られることになりました。二人の想いは ここにあり。


「いせや ともか」は「てんて鼓舞」さんとのコラボにより『栃木県足利市を代表とする”渡良瀬川”、”織姫神社”を舞台にした恋物語を歌うことができて、大変、嬉しい』とのこと。


「てんて鼓舞」さんの活動の予定と合わせて、今後のコラボ出演予定は随時お知らせしていきたいと思います。どうぞ、新たな一歩のスタートをお楽しみにしてください!

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この記事を書いた人

1984年2月29日生まれ(閏年) 小学校を5回転校している「プロの転校生」 21歳で起業し、経営・マネジメント・プロデュースを経験。 趣味は旅行と読書。