宮城県石巻市では石巻の魅力を広く紹介し、観光振興とイメージアップを図るのを狙いとし、本年度から設置した「いしのまき観光大使」に石巻出身や関わりのある著名人ら8組を委嘱(いしょく)しました。
アニメソング歌手の遠藤正明さん、コメディアンのサンドウィッチマン(伊達みきおさん、富澤たけしさん)、落語家の林家たい平さんなどに加え、石巻市出身のシンガーソングライター『萌江』さんの名前が……!
自らを自称”ほや大使”と名乗り、石巻の特産物「ほや」を全国・全世界へとPRするため、勝手にほやの歌を歌い、ついには髪型までも”ほや”をイメージしてしまった彼女。
▲頭にも”ほや”
元カレに唯一「やめたほうがいい」と言われていた音楽の道を選ぶ。
▲写真はイメージです
そんな彼女は、2019年4月17日、水曜日。午後1時から、市役所で開かれた「いしのまき観光大使」の委嘱状交付式にいた。亀山市長からの「夢が叶ったね。」のお言葉に思わず涙がホロリ。
委嘱状と、石巻市雄勝町で採れる雄勝石(おがついし)と呼ばれる天然石を使ってつくられる雄勝硯(おがつすずり)で出来た記念の盾が贈られました。
▲雄勝硯で出来た記念の盾
未だに芸能の世界では東京や大都市に出ないと活動ができない。と思い込んでいる方が多いですが、
むしろ、自分のふるさとに拠点を置き、まずは「ふるさとで愛される存在」になっていくことの方が、競争相手も少なく、アーティストブランドを確立していく”近道”なのかもしれない。
ぜひ、これからも登録アーティストとしては初めての観光大使であり、石巻から”ふるさと愛”を音楽で表現している、萌江さんの活動に注目してください!