じゃあ、死とは何なのか?考えたとき、答えに近いとおもえた本があって、
それは、横尾忠則さんが書かれた「言葉を離れる」という本なのですが
『人間が死ぬということは肉体の中から全ての言葉がなくなる状態のこと。だから生きている間にうんと使い果たして、言葉の器を空っぽにできれば最高』
と書かれていて、
そうか、死ぬことは、言葉がなくなり、身体から離れることだと、はっきりしました。
まとめると、
坂本にも恩返ししてもしきれない、家族や、仲間たち、諸先輩、お世話になった方がたくさんいます。
きっと、みなさんにも大切な方たちがたくさんいるとおもいます。
彼らが亡くなるのを想像するだけで、寂しく、悲しいですが、言葉が身体から離れてしまう前に、たくさんいろんな会話をしたい。
彼らから聞いた言葉を忘れないようにしたい。
言葉を忘れなければ、自分の中では、ずっと生きていけるな、とも考えるようになりました。
生きている間、めいっぱい言葉を大切に受け止めて、言葉をたいせつに扱いたいですね。
今日の話がなにか参考になっていただけたらうれしいです。