藤倉さんは、音楽会社の役割はいつの時代も
「新しい才能を発掘し、育て、届ける」ことだといいます。

特に発掘に関しては、
以前はライブハウスに行ってミュージシャンを見つけてきていたが、
現在は動画サイトに誰でも自由に作り手が作品を後悔できるようになっているので、
再生回数をみて、藤井風やAdoといったアーティストを見つけてきたようです。

また、記事の中には、
「ヒットの法則」として、
「自分はなぜ歌うのか。聴く人がその真実に共感した時、
爆発的なヒットになる」と書かれていました。

以前に比べて、自分の作品を届けやすくなった分、
よりアーティスト本人の背景やストーリーも重要になってきているような気がします。

さらに、
かつては米国が世界のエンターテインメントを仕切っていましたが、
現在ではラテンや韓国の音楽がビルボードで上位にいったり、
アーティスト本人が積極的に宣伝会議に参加したりと、
業界のあり方も変わってきているようです。

藤倉さんの夢は、本気で一緒にやれるアーティストとだけ仕事をし、
夢は日本から世界トップ級のアーティストを生み出すこと、とのことです。

まとめると、
以前、オランダの学生が英語でウェブを立ち上げ
自作楽曲を販売している方も見かけたことがあるのですが、
ネットの登場で、あらゆる国の企業や個人が、
自国以外で商売を意識することを意識しています。

そのために、歌う理由が明確にあり、
つくるところから、届けるところまで意識するアーティストが求められています。
時代を超えて、世界を超えて、音楽は、生き方を豊かにする力がありますよね。

本日の話が何か参考になっていただけたらうれしいです。