やがて、軍事や政治、武芸や芸術に至るまで、
あらゆる面で才能を発揮するパーフェクトヒューマンになり、
「次々と親愛なる者を失った身で歓喜の声を聞く
陰を背負い、陽を前に抱く
王たるものの変わらぬ形か」
と、いつも冷静新着な曹操でも、
こういった孤独を抱える一面も描かれています。
さらに、
「苛酷に生きることは、
苛酷に死ぬことよりも何倍も力が要るぞ」
と力尽きるまで、生き続けることを説きます。
日本人の感覚にはない、
「天」や「地」という言葉が多用されていて、
壮大な世界観に浸りながら、読むことができます。
今日は好きなもの特集でしたが、お時間ある時に、ぜひ、一度見てみてください。