みっつめは、
「人は失敗することなくして、成長することができない。
失敗は成功の種を宿している。失敗することを恐れてはならない。
しかし、二回同じ失敗をすることを、恐るべきである」
トラブルがあるのは仕方ない。失敗するのは仕方ない。
ただ、なぜこのような問題がおこったのかを分析して、
二度と間違えないように工夫するべきです。

よっつめは、
「魚も人も口をひらかねば、針にかかることがない」
つまり、しゃべるよりも聞くことに徹するということ。
ほとんどのコミュニケーションは
「聞く」ことを意識するだけで、かなり良くなる。
相手の話を注意深く聞いていきましょう。

最後は、
「人は塵から生まれてきた。
生まれてきてから得たものに執着するな。
いずれ人は塵に戻っていくのだから」
大橋巨泉さんも「何もかも手に入れることはできない」と言っていましたが、
ほとんどの問題は執着によって生まれる。
力の注ぎ方を間違えないようにしたいです。

まとめると、
ユダヤの不自由さから生まれ、
何千年もの間で世代継承してきた「タルムード」には、
自分の視点が広がることばがたくさん集まっています。
読みやすい本もたくさん出ているので、ぜひ一度読んでみましょう。

本日の話が何か参考になっていただけたらうれしいです。