MY TOWN CONCERT WITH YOU MY TOWN CONCERT WITH YOU
#16 自分の感受性ぐらい、自分で守れ。ばかものよ。

この詩から、いくつかピックアップすると

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて」

「初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

そして、

自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ」

とつづきます。

日々、生活をしていると、じぶんの思いどおりになるほうが少ないですが、
この詩を読むと、どんな時も、周りや時代のせいにしてはならない、
自分の信じたこと、しっかりやろう、と背中を叩かれます。

まとめると、
詩は、短いことばの中に考えさせられるエッセンスがつまっているものが多く、
茨木さんは、この詩以外にも、ハッとさせられるような言葉をたくさん残されています。

読書が苦手という方でも、
詩は、ほとんどがシンプルで短く、考えるきっかけになりやすいものが多いです。

文字を読むのが苦手という方は、詩からお気に入りのことばを見つけてみてください

本日の話が何か参考になっていただけたらうれしいです。