「質問を先読みする」は、
たとえば
「Q:好きな食べ物はなんですか?」、
「A:りんごです」
「Q:どんなりんごが好きですか?おすすめのりんごはありますか?」
「Q:出身はどこですか?」
「A:東京です」
「Q:東京のどちらですか?」など、
質問を増やさないように工夫して、
具体的に、相手に想像ができるような回答をすることもたいせつだということです。
ちょっとむつかしい説明だったとおもうので、
後ほど、くりかえし、聴いてみてください。
そして、最後の「思いつく答えの3番目を答える」について、
たとえば、「春といえばなんですか?」という質問があったとして、
思い浮かぶのは「入学式」「卒業式」「桜」などがありますが、
おなじように答えるかたはたくさんいるので、おもしろくない。
春といえば、
「ホタルイカの身投げ」「タラの芽の天ぷら」「眠気」とか、
答えをすこしズラして回答できるひとがプロということです。
まとめると、本日は「プロから教わったトーク術」は
・大人なら「えーと」はつかわない
・質問にはなぞらず、先読みする
・思いつく答えの3番目を答える
でした。
日常から訓練していくこと、意識していくことがたいせつです。
昔、よく通った喫茶店にお笑い芸人のホリケンさんがいて、
経済誌からスポーツ紙まで片っ端から読んでいました。
きっと日課なのだとおもいます。
芸をズラすにも、
一般教養も知らないとできないので、
さまざまなところから情報を仕入れていくことも必要ですね。
毎日、ちいさな一歩ずつ、積み重ねです。
本日の話がなにか参考になっていただけたらうれしいです。