本日は「バラエティ番組会話術」についてお話ししていきたいと思います。
テレビ番組やラジオ番組の構成をかんがえる放送作家という役割があります。
有名番組をつくってきた放送作家の方がいて、
「プロだな〜と感じるタレントの特徴はなにか?」と聞いたことがあります。
結論からお伝えすると、3つあって
1つめは、大人なら「えーと」はつかわない
2つめは、質問にはなぞらず、先読みする
3つめは、思いつく答えの3番目を答える
でした。
まず、1つめの「大人なら”えーと”は使わない」について、
そもそも、テレビやラジオは放送時間が決まっているので、質問をされたら、すぐに回答することが基本。
最初に結論をつたえて、そこから理由を考えるようなテンポ感だそうです。
緊張しているときほど、
「えーと」とか「あー」とか無意識に使いがちですよね
また、2つめの「質問にはなぞらず、先読みする」について、
たとえば、「好きな食べ物はなんですか?」と聞かれたとき、
「好きな食べ物は、リンゴです」と
質問を無意識になぞることが多いとおもうのですが、なぞる必要はない。
「好きな食べ物はなんですか?」と聞かれたら、
「しゃりしゃりの信州りんごです」、
「出身はどこですか?」と聞かれたら
「東京都葛飾区柴又です」でよいということです。