さらに、作品の批評を求められたとき、
どんなに相手の感情を害しても、
悪い物は死んでもいいとは言わないようにしていたようです。
それほど、芸術に対してはまっすぐに向き合いながら、
「生活第一、芸術第二」をモットーに、
文学を思想や芸術という枠だけにとどめるのではなく、
大衆のための文学へ、歴史をぬりかえていきます。
本日は昭和の大プロデューサーの話をさせていただきましたが、
まとめると、
生活と芸術のバランスがつりあえば良いのですが、
現実はなかなかうまくはいきません。
いまの時代はセルフプロデュースする方たちも増えてきましたが、
「生活第一、芸術第二」
時代を超えて、響くことばです。
本日の話が何か参考になっていただけたらうれしいです。