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#556 一日一生

おはようございます。坂本です。
今日は「一日一生」というテーマでお話ししたいと思います。

✔ 毎日がなんとなく過ぎてしまう
✔ やることに追われて、一日が終わってしまう
✔ 「もっと大切に生きたい」と思っている

そんな方に、ぜひ聞いていただきたいお話です。

「一日一生」――これは、禅の教えにある言葉です。
“今日という一日を、一生と思って生きよ”という意味ですね。

つまり、「一日をどう過ごすか」ということは、
「人生をどう生きるか」と同じことなんですね。

映画『PERFECT DAYS』という作品があります。
坂本はこの映画を観た瞬間、「これは、自分の映画だ」と思いました。

役所広司さんが演じる主人公・平山は、トイレ清掃の仕事をしている男性です。
古いアパートに住み、毎日同じようなルーティンを淡々と繰り返していく。
植物に水をやり、缶コーヒーを買い、ラジオを聴きながら現場に向かう。
そんな何気ない一日を、彼は誰に見られるでもなく、ていねいに、静かに、生きているんです。

どんな仕事でも、誰かのせいにすることもできるし、手を抜くこともできる。
でも、彼はそうしない。
自分なりに工夫して、丁寧に働くことに、誇りを持っているんです。

それを見たとき、坂本は「ああ、自分が大事にしている働き方も、ここにあるな」と思いました。
たとえ目立たない仕事でも、心を込めてやることができたら、それはきっと「いい一日」なんですよね。

一瞬一瞬は、どんどん過ぎていくけれど、
その一日一日を、どうやって積み重ねていくか。
この積み重ねが、やがて「人生そのもの」になっていく。

だからこそ、今日という一日を、ちゃんと味わって生きていきたい。
そんなふうに、思うんです。

まとめると、今日は「一日一生」についてお話ししました。

✔ 今日を大切に生きることは、人生全体を大切にすること
✔ 目立たない仕事にも、意味と喜びを見いだせる
✔ 毎日のルーティンの中にこそ、自分らしい生き方がある

「一日一生」――今日を、一生だと思って生きてみる。
それだけで、世界の見え方が、少しやさしくなるかもしれません。

本日の話が、なにかの参考になれば嬉しいです。
最後まで聞いてくださり、ありがとうございます!