MY TOWN CONCERT WITH YOU MY TOWN CONCERT WITH YOU
#44 感動しよう、感動させよう

先ほど、お話ししたクルーズトレイン「ななつ星」では、車内では食の匠たちによる最高のごちそうを味わうことができるのですが
なかでも寿司職人の方たちは、空腹状態で料理をつくるようです。

それは
寿司を握るとき、満腹だと、握っている寿司を見ても、自分が食べたいと思わない。
おいしそうとも思わない。空腹なら、握っている寿司がとてもおいしそうに見えてくる。
この寿司はおいしいぞ、おいしいぞと念じながら握る寿司がやはりおいしい」

若いころに師匠に教わったようで、
思いやちょっとした手間が、感動の裏には隠れています

まとめると、
日常で「当たり前」が増えてしまうと、感動に鈍感になっていってしまいます。
あらためて、誰かの優しさや誠実さに触れたときに感じる感謝や感動に敏感でありたいです。
ひとを感動させられるひとは、感動できるひと。
仕事をするときに、唐池さんの「感動のない仕事は、仕事ではない」という言葉を思い返していきたいとおもいます。

本日の話が何か参考になっていただけたらうれしいです。