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#566 ある若手監督との軌跡

おはようございます。坂本です。
今日は「ある若手監督との軌跡」というテーマでお話ししたいと思います。

✔ 好きなことを仕事にしたい

そんなすべての方に向けて、今日はお話しできればと思っています。

今日は、坂本がプロデューサーとして関わっている映画監督・西山将貴(にしやま まさき)さんについてご紹介させてください。

西山さんは愛媛県松山市出身。
坂本が彼と出会ったのは2020年夏。YouTubeで偶然観た彼の映像が、とにかく衝撃的で……。
すぐに連絡を取り、8月31日に「一緒に何かやってみませんか?」とオンラインでお話ししたのが始まりでした。
当時、彼は19歳で、想像以上に若い方が制作されたことに驚き、感動したのを覚えています。

それからというもの、縦型映画『スマホラー!』(主演:鳴海 唯)を一緒に制作し、この作品が、アジア最大の映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル」のバーティカル部門にて最優秀賞を受賞することができました。

また、長編映画『インビジブル・ハーフ』を、西山さんのふるさとである愛媛県松山市で撮影しまして、この作品がついに、イギリス最大の映画祭「レインダンス映画祭」へのノミネートが決まりました。

そして、もう一つ。
あの東宝株式会社のレーベルから、新作短編映画の監督にも選ばれました。
これは本当にすごいことなんです。
数多くの才能のなかから、しっかり“西山将貴”という名前が選ばれた。

少しずつ、国内外のプロの現場で、名前が通るようになってきたと感じています。

こうして話すと、順調に見えるかもしれませんが、
もちろん、ここに来るまでには数えきれないほどの試行錯誤と努力がありました。

彼と一緒にいて、坂本が何よりも尊敬しているのは、
「細部までこだわり抜く」ことです。

当たり前のことかもしれないけれど、
実際に“何かを形にしている人”って、平気で1日16〜17時間くらい、没頭しているんですよね。
寝るとき以外、ほとんどすべての時間を、自分の目標や作品づくりに使っている。
西山監督は、どんな媒体であろうと細部まで手を抜かない。その積み重ねが、やがて「作品」や「評価」という形になっていると感じます。

そしてもうひとつ大切なのは、
「自分なりのこだわり」を持ち続けていること。
どんな立場の相手でも、必要以上に合わせたりせず、違うことは違う、とはっきり言い、自分の信じる作品の軸を大切にする。

そして、好きなことに対して本気。
映画が好きだから、空いている時間はとにかく映画を観て、勉強して、吸収して、作品に還元している。

「才能」とは、“一生懸命でいられる能力”なのかもしれません。

まとめると、今日は「ある若手監督との軌跡」についてお話ししました。

✔ 好きなことに本気で向き合う人は、必ずどこかで評価される
✔ 夢を叶えるには、“没頭力”が必要
✔ 自分のこだわりを大切にし続ける姿勢が、やがて評価につながっていく

もちろん、運も必要ですが、運を掴むためには、絶対に「努力」が必要。
改めて、自分の実体験から本気で思っています。

来週から西山監督と一緒にロンドンに行ってきます。
世界の舞台で、彼の作品がどう受け止められるのか、楽しみで仕方ありません。

本日の話が、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで聞いてくださり、ありがとうございました。