本日は「いい仕事とは?」ついてお話ししていきたいと思います。
ひとをあつめて、何かをつくろうとしている方や、
なにかのプロジェクトの一員として関わっているかたへ聞いていただければうれしいです。
まず、結論から伝えると、
「いい仕事」とは、
「あの仕事はじぶんが関わった」と言わせる仕事。
20年近く、芸能に関わるお仕事をさせていただいているのですが、
●●という、タレントやミュージシャンはおれがつくったんだ!というひとと出会います。
それは、まったくの嘘ではないと思うんです。
ただ、山頂で溜まった水滴が、川になって、海になって、と流れていくように、
広く知られる存在になっていれば、関わるひとも増えるから当然のことかもしれません。
ほかにも、●●はここが発祥とか、
あれは、おれが関わったということを聞く機会があります。
でも、
みんなが知っているものだからこそ、
あれは、おれが関わった族が成立しているわけで、
そんな仕事が、目指すべき「いい仕事」なのかもしれません。
まとめると、
いい仕事とは、「あれは、おれが関わった」族を増やすこと。
チームのリーダーは、ものづくりの共犯者を増やして、
それを自慢させるところまで持っていく仕事です。
坂本も、いよいよ来週からはじめての長編映画づくりがスタートします。
関わっている方に、あの●●という映画は、
わたしも、おれも、関わったと言われるようなものをつくってきます。