本日は「ほんとうのつよさ」についてお話ししていきたいとおもいます。

少し抽象的な質問ですが、みなさんにとって「つよい人」ってどんなイメージでしょうか？

少年漫画の影響なのか、
つよい人は、いつも自信に満ち溢れていて、
力強くて、強さを高めていくイメージがないでしょうか？

刀根 健さんが書かれた「さとりをひらいた犬」という本の中に
「ほんとうの強さとは、自分が弱い存在だと知っていること。
光と影、その両方が合わさった存在が自分だと知ること、
これがほんとうの強さを連れてくる」
と書いてありました。

最初に「つよさ」の失敗例を話すと、
組織では、肩書きや立場はあくまでポジションなのに、
「つよさ」に変換されてしまうと、だいたいトラブルが起こります。
「権力」の使い方は、慎重にしなくてはなりません。

また、結果が出ていたり、
要領が良いことが「つよい」になってしまうと、
自分ができるのが「当たり前」になってしまい、
よわい人の気持ちを汲むことができません。