おはようございます、坂本です。
本日は「豊かさとは何か」についてお話ししたいと思います。
皆さんは、どんな瞬間に豊かさを感じるでしょうか?
好きなひとと過ごす時間や、目標を実現できた瞬間、
おいしい食事を楽しむときや、旅行に行っているときなど、様々な瞬間があると思います。
先日、暉峻淑子(てるおかいつこ)さんの著書「豊かさとは何か」を読みました。
この本はとてもむつかしい本なのですが、
この中で「人間は、余暇、つまり自由時間を必要としている」と書かれていて、
「豊かさとはじぶんや誰かのために、自由時間を使えること」なのではないかとおもいました。
時間は限りなく命に近いものであり、
じぶんのためにも使えるし、
誰かのために使うこともできるというのは豊かさの一つです。
そして、自由時間というのは余裕の上に成り立っており、
そのような環境にあることの感謝、
また、その上でじぶんのために使ってくれるひとがいることに感謝が生まれます。
また、本の中には「人生にとってカネは手段であり目的ではない」と書かれていて、
あらためて、仕事のために余裕をつくるのではなく、余裕のために仕事をつくることや、
仕事のために家庭があるのではなく、家庭のために仕事があること。
この辺りは間違えやすいので、意識していかなくてはなりません。
まとめると、豊かさとは「自由な時間を共有できる状態」だというのが坂本の結論です。
じぶんのためにも使うことも大切ですが、
大切なひとのために使うことも豊かさを感じる方法の一つだと思います。
本日の話がなにか参考になっていただければうれしいです。
最後までお聞きくださり、ありがとうございます。