おはようございます。坂本です。本日のテーマは「いい脚本を現場に提供するのが、プロデューサーの仕事」についてお話ししていきたいと思います。
皆さんは、「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」「ひとつ屋根の下」などのドラマはご存知でしょうか?
若い方だとピンとは来ないかもしれませんが、今の35歳以上の方であれば、ほとんどの方が知っているのではないでしょうか?
今日は、そんな数々の大ヒットドラマを手がけ、時代を作った名物プロデューサー、大多亮(おおた とおる)さんの書かれた「ヒットマン: テレビで夢を売る男」の書評です。
「プロデューサーってよく聞くけど、どんなことやってるの?」 「一流になるためには何をしたらいいのか?」
こんな疑問を持っている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
プロデューサーの仕事や、トレンディドラマの作り方について解説していきます。
大多さんは、ドラマにテーマなんて求めない僕ではあるが、唯一あげるとするなら、主人公の心、気持ちをわかりやすく表現したいといいます。
その結果、「僕は死にましぇん!」と叫ぶ名シーンが生まれたり、それぞれのキャラクターたちがイキイキとドラマの中で生きているようになっているのだと思います。
だからこそ、プロデューサーと脚本家は夫婦同然であり、寝る間も惜しんでとにかく一緒にいたようです。
どれだけ徹夜続きでも、現場ではムードメーカーに徹し、
すべてのことにさまざまな可能性があって、どれが正しいということはないため、プロデューサーとしては「絶対こっちの方が面白い」と確信を持って言ってあげる、その決定のスピードを大切にしてきたといいます。
また、一流になるためには自分の世界観を持つこと、そして「俺はやれる!」という自己暗示が日々の生活の中でとても重要であると強調しています。
まとめると、本日は「いい脚本を現場に提供するのが、プロデューサーの仕事」というテーマについてお話ししました。
現場では、脚本をもとに進行していき、さまざまな大変な局面でもスタッフもキャストも一丸になって乗り越えなくてはいけません。
だからこそ、乗り越えるだけの脚本をしっかりプロデューサーもチェックすることが大事だと改めて感じました。
本日の話が何か参考になっていただければ幸いです。最後まで聞いてくださり、ありがとうございます。