MY TOWN CONCERT WITH YOU MY TOWN CONCERT WITH YOU
#13 運がある人、ない人
むかしから、富山では薬を全国に売り歩く、薬売りという人たちがいましたが、富山の薬売りは一山越えて薬を売りに行かなくてはなりません。
冬は雪が積もり、それは大変です。
そうすると、
一人は「この雪が降らなかったら早く町に着くからうんと薬が売れるのに…」と。
もう一人は「もっと降らないかなぁ。そうしたら、町にいく薬売りがいなくなるから薬が売れるのに」と言いました。
皆さんは、どちらの薬売りが好きでしょうか?
同じ雪をみていても、考え方が違うんですね。
また、本の中には
運というのは、自分で開くのではなくて、必ず開かせてくれる「人」が来る。
人が寄ってきたら、必ず運は開ける。誰でもいい、寄ってくるということは何か意味があって寄ってきている
と書かれていました。
まとめると、
富山の薬売りのように、その状況をうまく利用できないか、損を損と感じなかったり、
さらに良くするきっかけにできないか、視点を変えたり、
気持ちをじょうずにコントロールしていく人に「運」、つまり人が寄っていくのかもしれません。
本日の話が何か参考になっていただけたらうれしいです。