おはようございます。坂本です。
今日は、先月のお墓参りで起きた、ちょっと不思議であたたかい出来事をお話しします。
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坂本の祖母は、父がまだ高校生の頃に亡くなりました。
今年に入ってから、ふと“気配”を感じる瞬間があり、
恥ずかしながらひとりでちゃんと行けていなかったお墓参りに、思い切って行ってきました。
ところが、その墓地は「坂本家」のお墓がやたらと多い。
石には「坂本家之墓」としか書かれておらず、どれがうちのご先祖のお墓なのか見分けがつかない。
困ったな、と思いながら一角に踏み入れた瞬間、ふわっと風が吹きました。
その中央に、ちいさなカエルが一匹、ちょこんと座っている。
——なんとなく、ここな気がする。
根拠はないのに、体のどこかがそう言いました。
念のため、母にテレビ電話をつないで場所を見てもらうと、
「そこだよ」と。やっぱり、そこが私たちの“坂本家”でした。
偶然かもしれません。でも、その偶然に、心が少し温かくなりました。
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帰り道に思ったのは、
説明のつかない偶然が重なることもある、ということ。
線香の香りの向こうで、「大丈夫。見ているよ」と言われたような気がしました。
つらいときにこそ、忙しいときにこそ、ご先祖様に「ありがとう」を伝えるのは大事だなと感じた、夏休みでした。
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本日の話が、なにかの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。