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#514 ロボット・ドリームズ

おはようございます。坂本です。
本日のテーマは「ロボット・ドリームズ」についてお話ししていきたいと思います。

皆さんは、日々の中で、誰かとのつながりを求めたくなることはないでしょうか?
坂本が先月観た映画「ロボット・ドリームズ」は、そんな気持ちにそっと寄り添ってくれる作品でした。

この映画は、スペインとフランスの合作で、監督はパブロ・ベルヘル。彼にとって初めてのアニメーション作品ながら、第96回アカデミー賞の長編アニメーション賞にノミネートされるほどの注目作となりました。
舞台は大都会マンハッタン。孤独に生きるドッグが友達ロボットを注文するところから物語は始まります。ロボットを組み立てたドッグは、次第にロボットとの日々に新しい喜びを見いだしていきます。

この作品の特徴は、ほとんどセリフがないという点です。それにもかかわらず、感情が伝わってくるのは驚きです。劇中では、アース・ウインド&ファイアーの名曲「セプテンバー」が使用されています。その音楽と映像の組み合わせが、本当にかっこいいんです。

映画では、2001年に起きたアメリカ同時多発テロで失われた世界貿易センターのツインタワーが印象的に描かれています。もう存在しないものが、確かにそこにあった――そんなことを思い出させてくれるシーンの数々が胸に迫ります。

単なる悲劇ではなく、また凡庸なハッピーエンドでもないこの映画。
どんなに辛い現実の中でも、かつて誰かと共有した幸せな記憶は消えないという希望が描かれています。分割画面を巧みに使ったラストシーンと、「セプテンバー」のエンディングには、きっと涙するはずです。

まとめると、本日は「ロボット・ドリームズ」というテーマについてお話ししました。この映画は、目の前の一瞬一瞬を大切にすることの大切さを教えてくれる作品です。本日の話が何か参考になっていただければ幸いです。最後まで聞いてくださり、ありがとうございます。