本日は「プロデューサーは常に黒子である」というお話をしていきたいと思います。
皆さんはプロデューサーと聞くと、どんなイメージがあるでしょうか?
坂本もプロデューサーと名乗って仕事をするにあたり、さまざまな人のことを研究してみたのですが、
中でも、伝説的プロデューサーと名高い小谷正一(こたにまさかず)さんは特に参考になることが多かったです。
小谷さんは、プロ野球やラジオ放送などエンタメの創世記をプロデュースされた方で、
プロデューサーという仕事について
「安芸の宮島には、海の中に鳥居が立っている。潮の満ち引きで周囲の景色も一変する。
あんな海の中に鳥居を建てることを考えだしたやつは一体どこの誰だ。
宮島の鳥居は誰でも知っているが、それを建てたやつこと名プロデューサー。
プロデューサーは常に黒子でないといかん」と言っていたそうです。
また「個人の力では限界があり、複数で腹の底から語り合える集団を焚き火のまわりにあつめなくてはならない」とも言われており、
まさに、ひと、おかね、ものづくり、それぞれの交差点に立って動くが、決して目立ってはいけないと。
それがプロデューサーの仕事だと知ることができました。