おはようございます。坂本です。本日のテーマは「大胆さの中に繊細さを持つ」についてお話ししていきたいと思います。
最近、能の大成者である世阿弥ブームが来てまして、色々と勉強しています。
世阿弥はたくさんの言葉を残しているのですが、「初心忘るべからず」という格言を生み出したのも世阿弥になります。
その中で、最近意識しているのは「大胆さの中に繊細さを持つ」ということばです。
まず、「大胆さ」とは、思い切りの良さや新しいことに挑戦する勇気を指します。
一方で、「繊細さ」は、小さな部分まで心を配る注意深さを指します。
この二つは一見、正反対のように思えますが、実は組み合わせることで、より大きな成果を生み出します。
たとえば、ルパン三世も、
豪快に敵に立ち向かいながらも、背後から忍び寄る危険を察知する繊細さがありますね。
このように、大胆でありながら繊細な動きができるからこそ、敵を打ち破ることができるのです。
大胆さだけでは、細かい部分でミスをしてしまうことがあります。
また、繊細さだけでは、新しい挑戦を恐れてしまうこともあります。そのため、この二つを状況に応じて使い分けることが大切です。
じぶんでいうのもなんですが、割と、坂本の仕事のスタイルは、「大胆さの中に繊細さを持つ」動き方になっていると思っていて、
あたらしい企画を立てる時には大胆にアイデアを出しますが、それを実行に移す時には、結構、細かく計画を練ります。
もちろん、この二つをバランスよく持つのは難しいのでたくさん失敗もしてきました。
繊細さんモードが強いときは、積極的に挑戦する機会が少なくてタイミングを逃してしまったり、大胆モード、ビーストモードのときは、ミスや効率が悪かったりと、
やりながらじぶんなりのバランスを見つけていったような気がします。
まとめると、本日は「大胆さの中に繊細さを持つ」というテーマについてお話ししました。
改めて、普遍的な価値観とは昔から変わらないものなんですね。
本日の話が何か参考になっていただければ幸いです。最後まで聞いてくださり、ありがとうございます。