本日は「じぶんをつくるモノとヒト」ということについてお話ししていきたいと思います。
今年の夏に、スタジオジブリのプロデューサー 鈴木敏夫さんの
生い立ちからこれまでの足跡を辿る「鈴木敏夫とジブリ展」に行ってきました。
圧巻だったのが、
鈴木さんをつくった8,800冊の本が展示されていたんですね。
その中で気になった本があって、
タイトルは、寺山修司さんが書かれた『時代の射手』という本なのですが、
本の中に
『メディアがふくれあがるほど、沈黙は死んでゆく。
黙っていることに耐えられない人たちが
本当の「話しあい」を思い出すことはない』
と書いてあって、
じぶんは本当の話し合いができているのか、
無意識に話し相手を探すことに必死になっていないか考えてしまったんですね。
誰かと話すことに、いっぱいいっぱいになりすぎてはいけないなと。
本や人との出会いは、こういった発見がたくさんあって
まだ知らないじぶんと出会えるきっかけになりますよね。