本日は「コミュニティを制するものが世界を制す」というお話をさせていただきます。
先日、K-POPグループ「BTS」を世界に送り出したキーパーソン「レンゾ・ユン氏」と、楽天「三木谷社長」で、
特定の商品や人物に熱狂した人同士の集団のことを「ファンダム」というのですが、
「ファンダム」について対談している記事をみました。
対談の中で、BTSはデビュー前から「スターになる」という目標を掲げ、
ファンとやり取りするオンラインコミュニティをつくりあげ、
活動の舞台裏や制作過程もコンテンツにしてきたようです。
レンゾ・ユン氏は
「世界で存在感を示すためにはファンとの地道な対話の積み重ねが重要」
であるといわれていて、
もちろんBTSの場合は、そもそもコンテンツ力があり、
世界を意識したモノづくりになっているのですが、
それでもファンと一緒につくりあげていくことが重要だと話します。
尾原和啓さんが書かれた
「プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる」から引用すると
『もともとアイデンティティを満たしてくれていた
①家族
②ご近所
③会社
という三大所属先がすべて希薄化し、
「どこかのグループに所属したい」という
所属欲求を満たすことを求めるようになってきている』ようです。