おはようございます。坂本です。
今日のテーマは「世界初公開の舞台、ロンドンへ。」です。
6月に、監督・西山将貴さんと制作した映画『インビジブルハーフ』が、
イギリス最大のインディペンデント映画祭「レインダンス映画祭」で、
世界初公開されることになり、ロンドンへ行ってきました。
今回は、そのときの旅で感じたことや出来事を、
少しだけお届けできればと思います。
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まず、海外に行って一番感じたのは、言語は「単語」と「ちょっとの調べる力」があれば、意外となんとかなる!**ということ。
とくに大事なのは、言いたいことを
「はっきり」「明確に」伝えようとする気持ち。
Google翻訳の音声機能を使って会話している人も多くて、
「言葉の壁」は、これからどんどん乗り越えられていくんだろうなと感じました。
でもやっぱり最後は、
“伝えたい”という勇気と行動力。
これが一番、大事なんだと思います。
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そして、キャッシュレス社会の進み具合に驚きました。
現金は200ポンド(約4万円弱)持っていきましたが、
実際に使ったのは半分くらい。
飲み物やちょっとした買い物も、だいたいVISAカードがあれば大体、解決できます。
ただ、イギリスは物価高と言われていますが、
たしかに物価はかなり高めです。
水1本で約400円、コーラは700円のところも……。
気を抜くとあっという間に散財します(笑)
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ロンドン市内の移動は、すべて地下鉄でした。
オイスターカード(Suicaのようなもの)もありますが、
ここでもクレジットカードのタッチ決済だけでスムーズに乗車OK。観光客にはとてもありがたい仕組みでした。
ただ、日本と大きく違ったのが「路上喫煙の多さ」。
どこに行ってもタバコの煙があって、マスクをしている人はほとんどいません。
そういう点では日本はほんとうに綺麗です。
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ロンドン滞在中、プライベートでパリにも足を伸ばしました。
パリの街は、昔の建物がそのまま残っていて、
「外国人が京都に感動する理由」が少しわかりました。
歴史ある街には、万国共通の“美しさ”と“重み”がある。
そんなことを肌で感じた時間でした。
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そして今回の旅のハイライトは、
リヴァプール訪問と、坂本が敬愛しているマネージャーであるブライアンエプスタインとビートルズの足跡をたどる旅。
ロンドン市内からリヴァプールまでは電車で2〜3時間。
……のはずが、当日乗る予定だった電車がまさかの運休。
イギリスでは、理由もわからない突然のキャンセルが日常のようです(笑)
それでもなんとか辿り着いたリヴァプールの街は、とても魅力的でした。
駅から10分ほどの場所に、マネージャー・ブライアン・エプスタインの銅像が。
彼がビートルズとの出会いの場である「キャバーンクラブ」に向かって歩く姿で立っていて、印象的でした。
「ビートルズ・ストーリー」や「ビートルズ・ミュージアム」では、
ブライアンのコートやバッグ、万年筆などが展示されていて、
特にその万年筆が最高でした。
街全体の雰囲気は、日本でいうと
浅草や神戸・みなとみらいを混ぜたようなレトロで味のある感じでした。
行って、本当によかったです。
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まとめると、今回のロンドン旅は、
映画の世界初公開という大きな節目と、
その合間に感じた、たくさんの小さな気づきに満ちた旅でした。
また次の作品も、世界へ届けられるように。
そんな気持ちで、また一歩ずつ進んでいきたいと思います。
今日のお話が、何かの参考になればうれしいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。