「才能があっても、売れなければ意味がない」と
現実主義な面もあり、
売れない弟子には、
「おれを死なない程度に刺して、刑務所に入って帰って来れば、客が来る。
『師匠を刺して5年間、刑務所に入ってました。
師匠が体をずらすから、ちょっと深く入っちゃった』
なんて、芸のないヤツはそうやって話題を作れ」
と言っていたようです。

さらに、
「若者に未来はない。あるのは時間だけ」
と可能性だけをうったえても、
無駄という姿勢を崩さなかったようで、
とても現実主義な生き方だったのだとおもいます。

まとめると、
自分が目立つためではなく、落語界そのものを注目させるために、
昭和の時代から「炎上」していた立川談志さん。

あらためて、努力とは、
目標に対して汗をかいていれば、勝手にしているもので、
動いていないことで不快になったり、不安になる「しつこさ」だとおもいました。

最後に、坂本が好きな談志さんのことばで締めたいとおもいます。
「物事ってなぁ、てめぇで見たものだけが本物だ。あとは噂話よ」

本日の話がなにか参考になっていただけたらうれしいです。