おはようございます。坂本です。
本日のテーマは「経営者は孤独なのか?」についてお話ししていきたいと思います。
20代前半で経営者になり、30代からプロデューサー業をしているのですが、たまに講演などに呼ばれたとき、ひとをまとめる立場だと「孤独な時はなかったか?」と質問されるときがあります。
実は、ありがたいことに信頼できる仲間が周りにいたので、孤独が「苦痛」になるほどはなかったですが、
リーダーとしての重要な仕事の一つに「決断」があります。
最近私が注目しているコピーライター、土屋耕一さんは「発想とは、一人で考えるものだと思う。たった一人である。孤独である」と言っていますが、
この決断は、最終的にはひとりで決める必要があり、その責任を負わなくてはなりません。
その瞬間は確かに孤独を感じるものです。
しかし、孤独を感じるかどうかは、じぶんの考え方によって変わるもので、
そもそも、他人に自分の状況を理解してもらうためには、自分の置かれている状況について知識を共有しなくてはいけないし、このコミュニケーションがなければ、どれだけ周囲に人がいても、実質的な孤独を感じることになります。
リーダーが孤独を感じるかどうかは、自らがどれだけオープンに話し、状況を共有するかにかかっています。
当たり前の話なのですが、いいことだけじゃなくて、ピンチの時も周りに伝えなければ、孤独は深まるのかもしれません。
経験上、ピンチの時こそ、祭りのようにしっかり騒いだ方がいいですね。
意外と、みんなヒーローになりたいものなので、こっそりつぶれていた。なんていうのは、後で聞くと寂しいものです。
仲間をヒーローにするためにも、悩みこそオープンにしていくこと。これもリーダーの大切な考え方です。
まとめると、本日は「経営者は孤独か」というテーマについてお話ししました。
ピンチは祭り。
ぜひ、辛い時に思い出してみてください。
本日の話が何か参考になっていただければ幸いです。最後まで聞いてくださり、ありがとうございます。