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#47 すごい絵本!3選

2冊目は
2006年に発売された「夜の木」という絵本です
一冊、4千円近くする高級絵本なのですが、
その理由としては、手製本(てせいほん)で
一冊ずつ仕上げられたハンドメイドの絵本だから。
インドの工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられており、
シリアル・ナンバーが入った、工芸品とも言うべき絵本です。
でも、最初から高級志向だった訳ではなく、
外国絵本ばかりだったインドの子どもたちに
こんな絵本を読ませたいと企画した結果だといいます。
描かれているのは、インドの先住民族に伝わるお話。
独特の本の匂いにつつまれながら、想像力がかき立てられます。

最後は、
でんでんむしのかなしみ」という絵本です。
1935年に発売され、皇后美智子(こうごう-みちこ)様も、
幼少期の時に読まれており、記憶に残った一冊とされているので、
もしかしたら読んだことがある方が多いかもしれません。
内容としては、
悲しみを殻にいっぱいにした、でんでんむしが、
悲しみは、誰でも持っている。自分ばかりではない。
やがて、誰もが、自分の悲しみをこえて行かなきゃならないことを知っていきます。
この本は大人になってから読んで、感動した一冊です。
こういった大切なことや、
ことばを子供のうちから触れておくのはとても大事なことだと感じました。

本日は、「きょうのおやつは」「夜の木」「でんでんむしのかなしみ」と坂本がオススメする絵本をご紹介しました。
想像力や、心を動かしてくれる絵本が世の中にはたくさんありますね。
みなさんのオススメの絵本も聴いてみたいです。

本日の話が何か参考になっていただけたらうれしいです。