本日は「自分の立つべきステージを間違えない」という話をしていきたいと思います。
坂本は以前、東京の中目黒という場所で
小規模のライブや稽古ができるスペースを運営していたことがあるのですが、
そこで定期的に音楽ライブを企画していました。
ライブが上手な方は、10人のお客様の前でも、
100人以上のお客様の前でも1人に向けて歌っていると感じさせる力がありました。
本日は、そのことについてお話していきたいと思います。
私たちが運営していたスペースは座ったら30人くらいがちょうどよくて、派手な照明はない場所でした。
つまり、顔もよく見えるし、特別な演出などができません。歌の力や、言葉がダイレクトに伝わってきます。
そこで、ライブが上手な方は「何を歌いたいか」より「何を伝えたいか」に重きをおいて、選曲をしてきます。
そうすることで、自ずとMCと呼ばれる、歌を紹介するときの説明もきちんとできており、
客席にいる人も今からなにを聴くのか準備した状態ができます。
歌いたい歌はカラオケで、ということなのかもしれません。