本日は「城の崎にて」というお話をさせていただきたいなと思っております。
坂本は年に一度だけ「ひとり旅」をすることにしています。
昨年は福井県にある永平寺で座禅体験をし、
今年は兵庫県の日本海側にある温泉地、城崎温泉へ行ってきました。
関東に住んでいる坂本にとっては、
城崎温泉までは約6時間ほどかかります。
街の人から「どこから来たの?」と尋ねられると、
「東京です、関東です」と答えると、みなさん驚かれていました。
それくらい、関東から来る人は遠いというイメージがあるのかもしれませんね。
この旅には、
かつて志賀直哉さんが書かれた小説「城の崎にて」を読んだ経験が影響していて。
その小説のあらすじを簡単に説明すると、
主人公が怪我を癒すために城崎を訪れたのですが、
そこで数々の生き物の死に直面します。
じぶんは幸運にも助かりましたが、生きることも死ぬことも極端なものではなく、
偶然な出来事であることを悟っていく、
というストーリーなのですが、
この小説の世界観に触れてみたくて、
城崎にいくことを決めました。
城崎温泉は、まるでひとつの大きな旅館のような街づくりが特徴的でした。
駅が旅館の門のようであり、道路が廊下、旅館がお部屋のようで、
街全体が一体となった雰囲気を作ることで、
訪れる人に特別な体験を提供しているんだなと感じました。
城崎温泉には7つの外湯がありますが、個人的なおすすめは「鴻の湯」という温泉です。
露天風呂も広く、外の景色を楽しみながら心地よい時間を過ごすことができました。
まとめると、本日はひとり旅で訪れた城崎温泉について共有させていただきました。
もし関西にお住まいの方で、詳しい場所やおすすめのスポットを知っている方がいれば、ぜひ教えていただきたいです。
次回の旅にもぜひ参考にしたいと思っています。まだ行ったことのない方は、ぜひ小説「城の崎にて」を持ちながら行ってみてくださいね。
心を充電して、これからも頑張っていきたいと思っております。
本日の話が何か参考になっていただければ幸いです。最後までお聞きいただき、ありがとうございました。