本日は「クリエイターは職人である」についてお話ししていきたいと思います。
先日、私が関わっているプロジェクトのスタッフと食事会があって、
普段はミュージシャンを担当されているスタイリストさんをご紹介いただきました。
どのような現場があるのか聴いたところ、
例えば、すでにメジャーで活躍されているとあるミュージシャンの撮影で、
インディーズの頃のような雰囲気にしたいと要望があったようです。
そのため、そのミュージシャンの方が住んでいた地域に行き、
近くのスーパーでアルバイトをさせてもらい、
当時歩いていたであろう道を歩き、
自ら「売れる前」の状況にして、感覚をつかんでいったようです。
また、リアリティーが求められる現場においては、
その地域に住んでいるひとの目線に立って、
あえてロケ地の近くで購入できる古着屋にて衣装を揃えたそうです。
こういったお話をきいていると、
アーティストやタレントが活躍する裏側では
たくさんの職人がうごいていて、
それぞれが時間も惜しまず「こだわり」を追求されています。