本日は「こうのとりのゆりかご」についてお話ししていきたいと思います。
突然ですが、
みなさんは「こうのとりのゆりかご」ってご存知でしょうか?
日本には、熊本県にある慈恵病院にしかないベビーボックスのことで、
2007年に「こうのとりのゆりかご」が開設されました。
実の親が育てられない子どもを、病院が預かれる仕組みは、この慈恵病院にしかありません。
「子捨てを助長する」という批判はあれど、
2020年度末までに「こうのとりのゆりかご」に預けられた子どもは計159人。
年間にすると10人前後で推移し、決して多いという数字ではありません。
さらに20年度に預けられた赤ちゃんは4人だったそうです。
一方で、児童虐待は年々増えていて、
現在では、20万件を超え、虐待死の65%が0歳ときくと、ほんとうに胸が痛くなります。
さまざまな事情で親が親であることができなかったひともいるだろうし、
いろんな考えかたがあると思いますが、
未来は、テクノロジーや、社会も大きく変わっていきますが、常識とか良識とか、何が正しいのかという価値観も大きく変わっていきます。
いつのまにか、昔のあたりまえは、うっすらとあたらしい価値観に染まっていっているんですね。
それが何よりも未来であって、
坂本個人としては、この慈恵病院がされていることは、これからもっと必要になるような気がするし、子育てという価値観も今までとこれからはもっと変化していくのではないかなと考えました。
まとめると、本日は個人の宿題として、ベビーボックスのことについて調べていて、考えたことを話してみました。
未来というのは、わかりやすいテクノロジーのことだけではなくて、わたしたちの当たり前という価値観も変わっていくはず。
「こうのとりのゆりかご」の活動はこれからもっと広く知られていくべきだとおもいました。