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#524 完全無欠の生産用ロボットじゃない

おはようございます。坂本です。
本日のテーマは「完全無欠の生産用ロボットじゃない」についてお話ししていきたいと思います。

今日は誰かに向けた話ではなく、坂本自身への言葉として書いています。
最近こんなことを考えているよ、という話になりますが、もし同じような思いを抱えている人がいたら、一緒に立ち止まって考えてみてもらえたら嬉しいです。

退屈が怖くて、常に何かを生み出していなければならない。
人の価値は「決まった時間で何を生み出したか」によって決まり、時間は命。だから無駄にしてはいけない。
こんな思い込みにとらわれ、「もっとできるはずだ」と限界を疑い続けていた時期がありました。

ふと気づけば、イヤホンをしているときは役に立ちそうな情報を入れ、ピアノで心を落ち着かせる時間すら「意味のあること」として捉えていた。
何かをしていないと落ち着かず、すべての時間に価値を持たせなければならないという焦り。
そうして過ごしてきましたし、今でもその思いに駆られることがあります。

でも、20代・30代とは違い、40代になった今は、新しい戦い方をしなければならないと感じています。

好きなバンドのひとつ、サカナクションのボーカル・山口一郎さんが、うつ病に苦しんでいるドキュメンタリーを見たとき、その思いがより強くなりました。
彼は「疲れが取れないなとか、全然寝られないとか。でも仕事のスイッチが入ると頑張れちゃう」——そんな状態が続き、気づけばうつ病になっていたと語っていました。
この話を聞いたとき、「ああ、こういうことはいつでも隣り合わせにあるんだな」と思いました。

坂本も、仕事のスイッチが入ると、どこまでもやれてしまう気がする。
だからこそ、ルールを決めることにしました。
• 休みの日はちゃんと休む。
• スマホは朝・昼・夜・寝る前の4回しか見ない。
• 一定のアウトプット品質を保てるのは、1日せいぜい2時間程度。
• 「完全無欠でできることはない」と自分に言い聞かせる。

このルールを決めたのは、自分を追い込みすぎないため。
どれだけ熱中しても、無理をすれば心も体も必ず悲鳴を上げるからです。

それでも、「この時間があれば、もっと何かできるのでは?」と考えてしまうことはあります。
でも、だからといって休みなく動き続けると、いつか限界がくる。
むしろ、長く走り続けるために、休むことが必要なんですよね。

これは誰に向けた話でもなく、自分への言葉ですが、もし同じように感じている人がいたら、少しでも参考になれば嬉しいです。

まとめると、本日は「完全無欠の生産用ロボットじゃない」というテーマについてお話ししました。
本日の話が何か参考になっていただければ幸いです。最後まで聞いてくださり、ありがとうございます。