おはようございます。坂本です。
今日は「過去のじぶんに、会いにゆく」というテーマでお話ししたいと思います。
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関東には、東横線という「渋谷」と「横浜」をつなぐ電車があります。
渋谷から数えて、三駅先に「祐天寺」という駅があって、20代の頃、仲間たちと小さな事務所をかまえていたんですね。
当時は、目の前のことで精一杯。
笑ったり、落ち込んだり、必死に走っていた記憶があります。
東日本大震災があった日も、事務所が五階にあったので、すごく揺れたのを今でもはっきり覚えています。
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つい先日、仕事の用事で何年かぶりに祐天寺を訪れました。
街の景色はずいぶん変わっていて、少し切なくなるような、でも温かいような気持ちになりました。
「あのときの自分は、間違いなく全力だったな」
そんなふうに思えたんです。
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坂本は転勤族で育ったこともあり、ふるさとと呼べる場所はありません。
それでも、昔の自分がいた場所には、たまに足を運びます。
たとえば、幼稚園のときに過ごしていた公園。学生時代に住んでいたアパートとか。
そこでしか思い出せないような感情が、じんわりと湧いてくるんです。
がむしゃらに頑張っていたあの頃の自分。
悔しくて唇を噛みしめながら帰った道。
仲間と笑い合った時間。
忘れたと思っていた気持ちが、風景や空気とともに一気によみがえるんですね。
ただ懐かしむためじゃなくて、今のじぶんをもう一度信じれたり、 過去の自分が、いまの自分の背中をそっと押してくれるような、そんな感覚になります。
昔のじぶんに会いにゆく旅、オススメです。
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まとめると、今日は「過去のじぶんに、会いにゆく」というお話をしました。
✔ 昔の自分が過ごした場所を訪れてみる
✔ 思い出にふれて、あの頃の感情を思い出してみる
✔ いまの自分が、どれだけ進んできたかを感じてみる
過去のじぶんを見つめなおすことで、いまのじぶんを少し優しく受けとめられるようになるかもしれません。
本日の話が、なにかの参考になればうれしいです。
最後まで聞いてくださり、ありがとうございます!