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#85 きみがおとなになったとき

本日は「きみがおとなになったとき」についてお話ししていきたいとおもいます。

エモいタイトルではじまりましたが、
みなさんがおとなになったときはいつでしょうか?
具体的に説明できるでしょうか?

むつかしいですよね。
親に反抗したときなのか、
恋を自覚したときなのか、
学生を卒業したときなのか、
お金を稼いだときなのか。

坂本がすきな詩人に長田弘さんという方がいるのですが、
長田さんが書かれた「深呼吸の必要」という詩集があって、
特に「あのときかもしれない」という詩が素晴らしいのです。

一から九までの詩に分かれ、
子どもだった「きみ」が「いつ」おとなになったのか、
いろんな場面からみつけていく内容です。

好きな詩を引用すると

子どものきみは、
ある日ふと、もう誰からも「遠くへいってはいけないよ」と言われなくなったことに気づく。
そのときだったんだ。
そのとき、きみはもう一人の子どもじゃなくて、一人のおとなになってたんだ

どうでしょうか?
ぐっときませんか?