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#510 江戸のメディア王

おはようございます。坂本です。
本日のテーマは「江戸のメディア王」についてお話ししていきたいと思います。

今日の話を特に聞いてほしいのは、エンタメ業界やクリエイティブな仕事に関わる方、または自分の才能や個性をどう活かしていくか悩んでいる方です。
江戸のメディア王こと、蔦屋重三郎の生き方を知ることで、時代を超えたヒントが得られると思います!

さて、早速ですが、坂本は個人的に、今年の大河ドラマ「べらぼう」にとても注目しています。
この作品の主人公である蔦屋重三郎、通称「蔦重」は、江戸時代に活躍した“江戸のメディア王”になります。

ご存知でない方もいると思うので、簡単に説明すると、
彼は吉原で生まれ、貸本屋からスタートし、その後、挿絵をふんだんに使った「黄表紙」という書籍で次々とヒットを生み出しました。文化人たちと交流しながら天才たちを世に送り出し、33歳で日本橋に自分の店を構えるまでに成功していきます。

坂本自身、「新ニッポンヒストリー」に関わる身として、特に「浮世絵がなぜ、これほど流通したのか」「その仕組みはどんなものだったのか」に関心がありまして、色々と年末年始に調べてみたのですが、本当に面白いんですね!
特に、蔦屋重三郎が生きた時代というのは、個人が才能を発揮できる時代で、天才を生む仕組みや、時代や権力の移り変わりで天才が不遇になること、現代にも通じてくる、歴史の流れが非常に考えさせられるものでした。

坂本がおすすめするのが、学習まんが『蔦屋重三郎』です。1時間程度で読めるうえ、歌麿、写楽、北斎を世に送り出した「江戸のカリスマ出版人」の魅力がぎゅっと詰まっています。
さらに興味が出たら、『pen BOOKS 蔦屋重三郎とその時代。』や『蔦屋重三郎と田沼時代の謎』を読めば、NHKのドラマも一層楽しめること間違いないです!

まとめると、本日は「江戸のメディア王」というテーマについてお話ししました。
蔦屋重三郎の生き方を知ることで、現代にも通じるセルフプロデュースの大切さや、人々を魅了する仕掛けのヒントが見つかります。ぜひ、彼の物語を通じて、新しい視点を得てみてください!

本日の話が何か参考になっていただければ幸いです。最後まで聞いてくださり、ありがとうございます。