おはようございます。坂本です。
本日のテーマは「むずかしいことをやさしく」についてお話ししていきたいと思います。
仕事上、だれかになにかを伝えたり「むずかしいこと」を説明しなければならないときがあります。
そんな場面で役立つのが、作家の井上ひさし氏の言葉です。彼はこう語っています。
「むずかしいことをやさしく、
やさしいことをふかく、
ふかいことをゆかいに、
ゆかいなことをまじめに」
この言葉には続きがあり、
「まじめなことをだらしなく、
だらしないことをまっすぐに、
まっすぐなことをひかえめに、
ひかえめなことをわくわくと、
わくわくすることをさりげなく、
さりげないことをはっきりと」
と続くそうです。
この言葉は、ただ文章を書く人だけでなく、
私たちの日常でも使える大切なヒントを与えてくれます。
たとえば、難しい内容を誰かに説明するとき、専門用語や難解な表現を使いすぎると、聞く側は困ってしまいますね。
そんなときは、やさしい言葉に置き換えるようにしましょう。すると相手も理解しやすくなり、コミュニケーションがスムーズになります。
それは、相手の立場に立つことで、心が伝わるからです。
ただし、簡単にしすぎて大事な部分を省略してしまうと、かえって誤解を招くことがあります。
「むずかしい」「やさしく」のバランスが大切です。
でも、まず自分で「やさしく言い換える方法」を考えるのが基本です。これにより、誰でも伝わりやすいコミュニケーションができるようになるからです。
まとめると、本日は「むずかしいことをやさしく」というテーマについてお話ししました。本日の話が何か参考になっていただければ幸いです。最後まで聞いてくださり、ありがとうございます。