おはようございます。坂本です。
本日のテーマは「吾知唯足」についてお話ししていきたいと思います。

漢字だけで見ると読みづらいですが、
「われただたるをしる」と読み、
京都の龍安寺から広がった言葉のようです。

直訳すると、
「自分は満ち足りているということだけを知っている」という意味になります。

この言葉には、
「満足することを知っている人は、
貧しくとも幸せであり、
満足することを知らない人は、
たとえお金持ちであったとしても不幸である」
そんな現在にも通じる教えが込められています。

私たちは、
ついつい「これもない、あれもない」と「ない」ことばかりを考えてしまいがちです。
しかし、そうやって「ない」ことばかりに目を向けていると、自分も周りも苦しめてしまいます。

だからこそ、現状に今「ある」ものを数え、それに感謝する心を忘れてはなりません。

例えば、

– 健康であること
– 家族や友人がいること
– 仕事や勉強ができること
– 美味しい食べ物や美しい景色を楽しめること

など、私たちには、当たり前のように「ある」ものがたくさんあります。

そういった「ある」ことに目を向け、感謝の気持ちを持つことができれば、少しずつ心が満たされていきます。

もちろん、人生には辛いことや苦しいこともたくさんあります。しかし、そんな時こそ、「ある」ことに目を向け、感謝の気持ちを持つことが大切です。

「吾知唯足」という言葉を胸に刻み、今あることに感謝する生き方を心がけていきましょう。

まとめると、本日は「吾知唯足」というテーマについてお話ししました。本日の話が何か参考になっていただければ幸いです。最後まで聞いてくださり、ありがとうございます。