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#425 お客様は神様の真実
おはようございます。坂本です。
本日のテーマは「お客様は神様の真実」についてお話ししていきたいと思います。
みなさんは「お客様は神様です」と、
どこかで聞いたことはないでしょうか?
目の前のお客様は神様なのだから、なんでもいうことを聞けるようにしましょう、的な意味合いですよね。
でも、実はこのフレーズって、昭和の国民的歌手、三波春夫さんがステージ上で語ったのがはじまりらしいです。
オフィシャルサイトによると、ステージで完璧な芸を披露するには神前で祈る時のように雑念を払い、澄み切った心でなければならないと。
そこから、聴衆を神様にたとえたというんですね。
ぜんぜん、今の解釈と違いますよね(笑)。
実は5月に香港に行ってきたのですが、やはり海外に行って驚くのは、日本のサービスの良さですよね。
ホテルの従業員から、お店の店員まで、基本的にはほとんどの方が愛想が良いです。
一般に対価を受け取って提供するのが仕事としてのサービスで、対価以上のものを無償で与えるのはホスピタリティーなんですね。おもてなしということです。
こういう文化が日本には根付いていますが、客とスタッフは対等だとの意識が根付いた社会では、対価に見合ったサービスでよしとするのが常識で、無愛想であっても、何も間違っていないんですね。
「お客様は神様です」という考え方について、日本人らしい誤解だったよという話でした。
まとめると、本日は「お客様は神様の真実」というテーマについてお話ししました。本日の話が何か参考になっていただければ幸いです。最後まで聞いてくださり、ありがとうございます。