おはようございます。坂本です。
今日のテーマは「早すぎた近未来都市」。
…なんだかSFのようなタイトルですが、実は“日本に実在する場所”の話なんです。
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坂本は全国をまわって仕事をしていますが、
それでも「行ってみたい場所」はまだまだたくさんあります。
そのひとつが、長崎にある「軍艦島」。
正式名称は「端島(はしま)」といって、
海に浮かぶその姿が軍艦に似ていることから、
いつしか“軍艦島”と呼ばれるようになったそうです。
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この島、かつて“日本で最も豊かな島”ともいわれていました。
わずか1.2kmほどの小さな島に、最大で5,200人が暮らしていて、
その人口密度は、当時の東京の9倍。世界一だったともいわれています。
驚くべきは、そこに備わっていた都市機能。
学校、病院、映画館、パチンコ店、商店、食堂……
生活に必要なものがすべて揃っていて、
“島”というよりまるで“空に浮かぶミニ都市”のようだったんですね。
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島の中では、住民同士が支え合い、
家の鍵をかける必要もないほど信頼関係があったといいます。
イベントごとがあれば、みんなで協力し合い、大いに盛り上がったそうです。
…なんだか温かい気持ちになりますよね。
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坂本がこの島を初めて知ったのは、テレビ番組の特集でした。
“未来都市のような場所が、今は無人島として残されている”
そんな映像が強く印象に残っていて、
それ以来、興味を持っていろいろと調べるようになりました。
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なぜこんなにも惹かれるのか、考えてみたことがあります。
たぶん、それは現代では失われつつある
「人と人とのつながり」や「地域の絆」、
あるいは「ひとつの生き方の豊かさ」
そういったものの“完成形”が、そこにはあったからかもしれません。
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まとめると、今日は「早すぎた近未来都市」というテーマでお話ししました。
✔ かつて日本で最も豊かだった“軍艦島”
✔ 都市機能が凝縮された、まるで未来都市のような場所
✔ 島全体がひとつの家族のように、助け合いながら暮らしていた人々の記憶
今は無人のその島に、懐かしさと切なさ、そして深い魅力を感じます。
必ず一度、足を運んでみたい。
そう心から思っています。
本日の話が、何かの参考になればうれしいです。
今日も最後まできいくださり、ありがとうございます。