MY TOWN CONCERT WITH YOU MY TOWN CONCERT WITH YOU
#557 早すぎた近未来都市

おはようございます。坂本です。
今日のテーマは「早すぎた近未来都市」。
…なんだかSFのようなタイトルですが、実は“日本に実在する場所”の話なんです。

坂本は全国をまわって仕事をしていますが、
それでも「行ってみたい場所」はまだまだたくさんあります。

そのひとつが、長崎にある「軍艦島」。
正式名称は「端島(はしま)」といって、
海に浮かぶその姿が軍艦に似ていることから、
いつしか“軍艦島”と呼ばれるようになったそうです。

この島、かつて“日本で最も豊かな島”ともいわれていました。

わずか1.2kmほどの小さな島に、最大で5,200人が暮らしていて、
その人口密度は、当時の東京の9倍。世界一だったともいわれています。

驚くべきは、そこに備わっていた都市機能。
学校、病院、映画館、パチンコ店、商店、食堂……
生活に必要なものがすべて揃っていて、
“島”というよりまるで“空に浮かぶミニ都市”のようだったんですね。

島の中では、住民同士が支え合い、
家の鍵をかける必要もないほど信頼関係があったといいます。
イベントごとがあれば、みんなで協力し合い、大いに盛り上がったそうです。
…なんだか温かい気持ちになりますよね。

坂本がこの島を初めて知ったのは、テレビ番組の特集でした。
“未来都市のような場所が、今は無人島として残されている”
そんな映像が強く印象に残っていて、
それ以来、興味を持っていろいろと調べるようになりました。

なぜこんなにも惹かれるのか、考えてみたことがあります。

たぶん、それは現代では失われつつある
「人と人とのつながり」や「地域の絆」、
あるいは「ひとつの生き方の豊かさ」
そういったものの“完成形”が、そこにはあったからかもしれません。

まとめると、今日は「早すぎた近未来都市」というテーマでお話ししました。

✔ かつて日本で最も豊かだった“軍艦島”
✔ 都市機能が凝縮された、まるで未来都市のような場所
✔ 島全体がひとつの家族のように、助け合いながら暮らしていた人々の記憶

今は無人のその島に、懐かしさと切なさ、そして深い魅力を感じます。

必ず一度、足を運んでみたい。
そう心から思っています。

本日の話が、何かの参考になればうれしいです。
今日も最後まできいくださり、ありがとうございます。