おはようございます。坂本です。
今日は「夢を味方につける方法」という話をしたいと思います。
✔ アイデアをもっと生み出したい人
✔ 自分の無意識をのぞいてみたい人
✔ 夢にちょっと不思議な興味がある人
そんな方に、ぜひ聞いてほしいお話です。
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画家のサルバドール・ダリは、夢を意図的に活用する「ダリ・テクニック」という方法を使って作品を生み出していたといいます。
実は、夢って単なる「寝てるときの現象」ではなく、創造性や自己理解にとても役立つ可能性があるのです。
最近読んだ『夢を見る技術』(ラウール・ジャンディアル著)という本には、そんな夢の力について、最新の脳神経科学の視点から書かれていました。
私たちは、つまり1年で1ヶ月は夢の中にいるのですが、そこに書かれていた内容が、あまりに興味深かったので、今日はその一部を紹介しつつ、夢の活用法について考えてみたいと思います。
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たとえば、夢を見ているときの脳の状態はどうなっているか?
答えは、「めちゃくちゃ感情が高ぶっている」状態なんです。
通常、感情に関わる脳の部分は、起きているときに比べて夢の中では15%も活発になるそうです。
つまり、夢の中では「ありえないくらい感情豊かな体験」をしているわけです。
さらに面白いのが、世界中で人が見る夢の傾向が似ているということ。
たとえば…
• 誰かに追いかけられる夢(日本1位、アメリカ2位)
• 高いところから落ちる夢(アメリカ1位、日本2位)
• 恐怖で動けなくなる夢
• 勉強や学校に関する夢
こうした内容は、国や文化を超えて共通しているそうなんです。
つまり、夢は「人間の心の奥底」にある共通のテーマを映し出しているともいえます。
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有名な話として、作家のスティーブン・キングは『ミザリー』や『シャイニング』を夢から着想を得て書いたと言われています。
感情が大きく動く夢だからこそ、潜在的な想いが出やすく、そこに新しい視点やアイデアの“種”が眠っていたりもします。
つまり、夢は創造のヒントになる。
ただし、夢を“活かす”には、すぐに忘れないようにメモするのがコツだそうです。
夢は起きてすぐに記録しないと、あっという間に消えてしまいます。
だから、寝る前に「明日は夢を覚えていたい」と自分に言い聞かせたり、枕元にメモ帳を置いたりするのもオススメです。
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まとめると、本日は「夢を味方につける方法」という話をしてみました。
夢には不思議な力がたくさんありますね。
✔ 感情が大きく動く創造の場でもあり
✔ 誰もが共通して持つ心の鏡でもあり
✔ 夢は創造のヒントになる。
とも言えるのではないでしょうか。
今日のお話が、ちょっとでも「夢を見ること」への興味につながればうれしいです。
最後まで聞いてくださり、ありがとうございます!